エマニュエル・マクロン仏大統領とアンゲラ・メルケル前首相は、アーヘン条約に調印することで、独仏関係をさらに強化し、特に国境地帯における協力のさらなる深化を目指す意向を表明しました。

アーヘン条約は、国境地域やその他の国境を越えた主体の「地方自治体の不可欠な役割」を強調し、既存の障害を決定的に減らす見通しを示しています（第4章第13条）。

国境地域を強化するという政治的意志が明確に打ち出されたことで、新たな組織の可能性が生まれました。

Vis-à-Vis特別目的連盟は、アーヘン条約の調印を契機に、 加盟自治体間の既存の協力関係を見直し、深化させています。観光分野での協力強化に加え、教育、文化、スポーツの分野での共同活動の拡大も計画されています。

Vis-à-Visは、エルシュタインに本部を置く国境を越えた地方特別目的協会です。バーデン州の8つの自治体（ラー、フリーゼンハイム、マイセンハイム、リングスハイム、シュヴァナウ、カッペル-グラフェンハウゼン、ルスト、キッペンハイム）と、エルシュタイン州の28の自治体からなるアルザス自治体協会が加盟しています。同協会地域の人口は約14万人。